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月刊おがわ通信

おがわ通信 5月号

GWなど長期休み明けはサイバー攻撃の危険があります。

サイバーセキュリティ対策は
個人でも絶対必要な時代です

コロナ禍が明けて、久しぶりの規制のないゴールデンウィークです。家族で楽しんでいるニュースが嬉しいですね。さて、今回の話題はサイバー対策です。インターネットのセキュリティについてです。

ゴールデンウィークなどの長期休暇の時期はサイバー攻撃が活発化することがあると、保険会社から情報を頂きました。
システム管理者やセキュリティ担当者が休暇をとり、対応する人員が減少するため、何かあったときの対応が通常よりも遅れがちになります。そこを突いての攻撃が予想されるのです。
また、長期休暇前後の対策について、公的機関や、独立行政法人 情報処理推進機構(以下、IPA)など多くの機関から注意喚起情報が出ています。休暇前にサイバーセキュリティ対策が十分かを確認することが大切ですね。

IPA
独立行政法人情報処理推進機構
https://www.ipa.go.jp/security/anshin/heads-up/alert20230420.html

サイバー攻撃は法人だけでなく
個人にも発生している

このセキュリティ対策は会社だけの問題ではないのです。我々一般家庭の個人や個人商店の方でも同じことが言えるのです。私の知り合いの話ですが、コーヒー豆の販売店の方がサイバー攻撃を受けて、業務ができなくなりました。仕事のパソコンやお店の売上管理のソフトの機能を乗っ取られたのです。業務を元に戻したいなら、お金を支払えと脅されたのです。100万円の請求だったそうです。私の知り合いのサイバーセキュリティ会社の方が対応してくれて、被害は半分の50万円で収まりました。
まさか! 身近に一般人にサイバー攻撃がされるとは思っていませんでしたから、本当に驚きました。

スマート家電の普及で
サイバーセキュリティはより必要に

最近ではスマートホーム、スマートハウスなど、インターネットを活用して生活を便利にするシステムが増えてきました。スマートハウスとは、エネルギーの有効活用を目指した住宅のことで、太陽光発電を備蓄するのに、インターネット技術を使って制御します。二酸化炭素を減らすことで最近注目が集まっています。

一方、スマートホームとは、インターネットを暮らしに活用する事が目的です。 インターネットに接続された家電は、スマート家電と呼ばれ、スマートフォンを使って外出先から家電を操作して、便利に生活できます。スマート家電のなかでも非常に便利なアイテムが、スマートリモコンです。テレビやエアコン、照明などの赤外線リモコンを学習し、スマートフォンから操作できるので、大量のリモコンをまとめて管理可能です。タイマーやスケジュール機能を利用すると、ライフスタイルに合わせた自動化を実現。Wi-Fiに対応しているモデルの場合は、外出先からも操作ができるため、照明の消し忘れに対処したり、帰宅前にエアコンをつけたりといった使い方もできます。外出先からも自宅の家電を操作したい方におすすめです。
さらに、カーテンを自動で開閉できるデバイスや、ドアの鍵部分に取り付けて使うスマートロック、袋の密閉や交換を自動で行えるゴミ箱などもあります。

【スマート家電 どのように便利になったか?】
①家電を直接インターネットに接続できる
②外出先から自宅の家電を操作できる
③スマホや声が家電のリモコン代わりに
④外出先でも自宅のセキュリティ対策が可能

サイバー保険の種類も増えている
2020年時点で日本国内のインターネット普及率は83.4%、スマートフォンの普及率は89.4%と、スマートホームの普及には十分な布石があります。 また、スマートホームを「知っている」「聞いたことがある」方の割合は68%と、認知度もそれなりに高いのです。そのため、損保ジャパンでも火災保険にIoT住宅費用「売電収入・サイバーリスク」特約を準備して、サイバー攻撃を受けて、住まいの機能が破壊された際に保険で対応できるようにしています。時代は進んでいますね。同社では様々なサイバー保険を用意しています。以下、その商品ラインナップです。詳しいことは弊社のスタッフにご相談ください。

サイバー保険

IoT住宅費用「売電収入・サイバーリスク」特約

日本商工会議所 サイバーリスク・情報漏えい総合補償プラン

ビジネスマスター・プラス サイバーリスク賠償責任補償特約など

全国中小企業団体中央会 サイバーリスク・情報漏えい総合補償プラン

 

長期休暇の時期は、「システム管理者が長期間不在になる」、「友人や家族と旅行に出かける」等、いつもとは違う状況になりがちです。このような場合、ウイルス感染や不正アクセス等の被害が発生した場合に対処が遅れてしまったり、SNSへの書き込み内容から思わぬ被害が発生したり、場合によっては関係者に対して被害が及ぶ可能性があります。

ゴールデンウィーク明け以降の
情報セキュリティ対策について

ゴールデンウィーク明けから秋口にかけて、G7広島サミットをはじめとして、世界が注目するイベントが国内で多く開催されることや、現下の厳しい世界情勢のもと、国内の組織や企業を狙ったサイバー攻撃が活発化する恐れも考えられます。
そのため、ゴールデンウィーク明け以降も、サイバー攻撃の脅威に対する認識を深めるとともに、適切な対策を行い必要はあると思います。

サイバー攻撃には
平時の対策と有事の対策の2つが必要

原因調査費用、影響確認費用、被害者への謝罪費用、データ・PCの復旧費用と高額な費用が必要になるケースもあります。さまざまな状況をカバーするためにも、サイバー保険今後必要になってきます。法人、個人問わず、ライフラインにご相談ください。

【平時の対策】
ゴールデンウィークのセキュリティ確認項目を記します。

●メールチェック前の注意喚起
⇒休み明けはメールが大量にたまっています。怪しいメールを開いてしまわないよう周りで声を掛け合いましょう。

●パスワード強化/再確認
⇒安全性の高いパスワード設定がセキュリティ強化につながります。大文字・数字・記号の組み合わせが有効と
いわれています。PWの使いまわしは厳禁です。

●最新のウイルス対策ソフトの導入(インストール)
⇒ウイルス対策ソフトを最新の状態に保つことでセキュリティ効果を高めます。併せてWindowsなどのOSや
ソフトウェアを最新の状態にすることも重要です。

●データのバックアップ
⇒万が一、ウイルスによるデータの破壊に備えて、重要なデータなどは事前にバックアップを取っておき、
きちんと復旧できることを確認しておきましょう。(バックアップは感染に備えてシステムから切り離しておきましょう。)

●使用しない機器の電源オフ
⇒ウイルスが侵入しないように使用していない機器の電源は切っておきましょう。

【有事の対応】
万が一、業務用パソコンがウイルスに感染した(したかもしれない)ときは…

①感染したかもしれない端末をネットワークから切り離す
②二次感染を防ぐため周囲に連絡(同じインターネット環境の人など)
③購入先等のシステム保守会社に対策を相談する

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